基本要素

【Bootstrapの基本要素】文字体裁・タイポグラフィ(Typography)について

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今回はBootstrapの文字体裁(Typography)について解説していきます。

文字体裁・タイポグラフィというと、何だか小難しい印象を受けますが、ここで扱うのは以下のHTMLタグです。

  • hタグ
  • divタグ
  • ul・liタグ

では、一つ一つ見ていきましょう。

hタグの文字体裁(Typography)

Bootstrapにおける、hタグの文字体裁は”display-1“などがあります。

クラスなしの、hタグだけでも装飾は施されており、文字サイズは大きくなりますが、より文字を大きくして強調したい場合、このdisplay-1などを使用します。

displayのバリエーションは、全部で4つです。

display-1

display-2

display-3

display-4

では、実際に、実画面でどのように表示されるのかを確認していきましょう。

デフォルトの表示

まずは、クラスを付与しないデフォルトバージョンのデザインです。

hタグのデフォルト

  1.       <h1>見出し1</h1>
  2.       <h2>見出し2</h2>
  3.       <h3>見出し3</h3>
  4.       <h4>見出し4</h4>
  5.       <h5>見出し5</h5>
  6.       <h6>見出し6</h6>

 

文字サイズを大きくするクラス

文字サイズを大に

  1.   <h1 class=“display-1”>display-1</h1>
  2.       <h2 class=“display-2”>display-2</h2>
  3.       <h3 class=“display-3”>display-3</h3>
  4.       <h4 class=“display-4”>display-4</h4>

 

かなり、大きくなりました。

ちなみに、フォントサイズで表すと・・・

それぞれ以下のようになっています。

display-1 6rem
display-2 5.5rem
display-3 4.5rem
display-4 3.5rem

 

一番大きいものだと、6remなのでhtmlタグの文字サイズが16pxだとすると、96pxというわけですね。96pxなので、このように大きく見えるはずですね・・・。

※displayシリーズは4までしかありません

divタグの文字体裁(Typography)

続いてdivタグの文字体裁です。

先ほど、displayクラスについて説明しましたが、実は、今回のdivタグにもdisplayクラスは適用可能です。
divタグでも同じように文字サイズを大きくしたい場合、クラスを付与することができます。

他にもdisplayタグほどではないが、少し文字を大きくしたいときはh1クラスなどを使うことができます。

※h1タグではなく、h1クラスなので要注意です。

クラス名は以下の通りです。

display-1

display-2

display-3

display-4

h1

h2

h3

h4

h5

h6

実機で確認すると、次のようになります。
(displayシリーズは割愛)

hシリーズをクラスに適用

  1.   <div class=“h1”>レベル1</div>
  2.       <div class=“h2”>レベル2</div>
  3.       <div class=“h3”>レベル3</div>
  4.       <div class=“h4”>レベル4</div>
  5.       <div class=“h5”>レベル5</div>
  6.       <div class=“h6”>レベル6</div>

 

フォントサイズを計ってみると分かるのですが、これ、実はhタグのそれぞれのフォントサイズとイコールになっています。

したがって、divタグでhタグと同じフォントサイズにしたい場合は、hシリーズのクラスを使用すれば良いという訳ですね。

ul・liタグの文字体裁(Typography)

ul、およびliタグの文字体裁は装飾をなくして、余白も詰めるクラスと、インライン要素にして横並びにするクラスがあります。

デフォルトの表示

まず、これまで同様デフォルトのul・liタグのデザインはどうなっているかを見ていきます。

デフォルトのul・liのデザイン

  1.   <ul>
  2.         <li>要素1</li>
  3.         <li>要素2</li>
  4.       </ul>

 

画像を見てみると、装飾(中点)があるのが分かります。

装飾がないクラス

では、装飾がないクラスを見てみます。
以下がその記述です(※ulのみでliにはクラス不要)

list-unstyled

list-unstyledをクラスに付与した場合

  1. <ul class=“list-unstyled”>
  2.         <li>要素1</li>
  3.         <li>要素2</li>
  4.       </ul>

 

装飾がなくなったのと、左の余白がなくなりました。
pタグを使用した場合と同じようなデザインですね。

liを横並びにするクラス

では、次は横並びにするクラス名を紹介します。

list-inline(ul)

list-inline-item(li)

インライン要素にして、横並びにする場合です。

list-inline,list-inline-itemをクラスに付与した場合

  1. <ul class=“list-inline”>
  2.         <li class=“list-inline-item”>要素1</li>
  3.         <li class=“list-inline-item”>要素2</li>
  4.       </ul>

 

横並びになりました。

まとめ

Bootstrapの文字体裁(Typography)について解説しました。

もう一度まとめると・・・

  • hシリーズ
  • displayシリーズ
  • list-unstyled(ul)
  • list-inline(ul)
  • list-inline-item(li)

他にもありますが、もっと知りたいという方は、こちらのBootstrap公式ドキュメントのこちらのTypographyページをご参照ください。

ABOUT ME
ゆう
エンジニア歴7年。 大学卒業後、フィールドエンジニア職に就くが「手に職をつけたい」と思い、未経験からWEBデザイナーに転職。 その後、「WEB制作会社」「上場企業のECサイト運用」を経て、現在は「自社開発企業」のフロントエンドエンジニアとして仕事をしています。