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地方に住んでいても、仕事に支障はない?
本記事は、このような疑問を持った方に向けて書きました。
結論からお伝えすると、プログラミングは田舎暮らしの方にこそ、向いています。
理由は、「インターネット環境があれば、都会、田舎関係なく仕事ができるから」です。つまり、田舎でも、仕事が可能です。
※「田舎」と表現していますが、バカにしているわけではありません。ご理解くださいませ。
- エンジニア歴7年
- WEBデザインスクール → WEB業界に転職(2016年〜)
- 30代からエンジニア(フロントエンド)
- 自社開発企業、フルリモート勤務
- WEB制作メンター経験あり
プログラミングは田舎暮らしに向いている
冒頭でもお伝えした通り、プログラミングは田舎暮らしの方にこそ、向いています。「インターネット回線さえつながっていれば、時間や場所に関係なく仕事ができるから」です。
実際、私もフルリモートの会社で働いており、自宅以外の場所でも働くことができています。
たとえ自宅〜実家が県をまたいでいても、「1月は自宅」、「2月は実家」で仕事をするなど、柔軟な働き方が可能です。
さらにフレックス制を導入している企業であれば、勤務時間を調整することもできます。
フレックス制とは、会社が指定した時間内(5:00〜22:00など)であれば、好きな時間に働くことができる制度。
中抜け(例:14:00〜15:00の間、用事で席を外すこと)も可能。
リフレッシュしたい時にジョギングしたり、子どもの保育園送迎で中抜けするなど、自由に勤務時間をズラすことができます。
そのような働き方に的を絞って、就職・転職活動をしていくのもアリでしょう。
これは特に、「インターネット回線」と「PC」があれば仕事ができるプログラマーこそ、最適な働き方と言えます。
1週間、田舎で仕事してみた【リモートワーク・感想】
早速、記事作成に先駆けて(用事があったので)、1週間ほど田舎で仕事をしてきました。
立地としては、以下のような感じ。
定住するなら、車が必須
コンビニは徒歩30分ほど
※めちゃくちゃ田舎ではないです。
1日のスケジュールとしてはこんな感じでした。
時間 | 内容 |
08:00 | 起床 |
09:00 | 勤務開始 |
12:00 | お昼休み |
13:00 | 勤務再開 |
18:00 | 業務終了 |
00:30 | 就寝 |
私は仕事の時間をあまり変えたくないため、移動したとはいえ、自宅でのスケジュールと同じでした。
会社ではフレックス制が導入されているので、他社員の方たちは、月〜木曜日で少し長めに働いて、金曜日に早めに退勤する方もいます。
※(月〜木:9:00〜19:00・金:9:00〜14:00)勤務など
休日は散歩しましたが、山が近く、普段見れない景色が見れて気持ちよかったです。
アウトドア派の方なら、土日にドライブ・観光・キャンプなどを楽しむ感じでしょうか。通勤がないのが最大のメリットです(時間・移動労力)。
田舎暮らしでプログラミング習得の5つのデメリット
とはいえ、デメリットもちろんあります。
ネット回線がないと仕事ができない
習得には学習が必要
引きこもりがちになる
時間に関係なく仕事ができてしまう
移動にお金・時間がかかる
当然ながら、田舎〜都市圏に移動しようと思うと、「お金」と「時間」がかかります。
勉強仲間とご飯を食べたり、イベントに参加するためには、リアルで会う必要がありますから、「電車代」や「移動時間」がかかります。
※ちなみに今回、拠点移動した際にかかった電車代は「片道 1,810円」、時間は「約2時間」でした。
ネット回線がないと仕事ができない
ネット回線がないと仕事ができません。また、回線が不安定だと、オンラインミーティングができず、仕事に支障が出てしまいます。
必要な回線速度としては「10〜30Mbps(下り)」だそうです。
※”下り”だけ考慮すればOK
web会議に必要な回線速度は、上りが1Mbps、下りが10~30Mbpsです。
(出典:Web会議に必要な回線速度の目安は?今すぐ速度を上げる方法を紹介)
実際に、拠点の回線速度を調べてみたところ、以下の数値でした。
回線速度は、fast.comなどで調べられます。とはいえ、普段YouTube動画が再生できていれば、そこまで気にする必要はありません。
10Mbpsに満たない場合は、無線wifiではなく、LANケーブル接続しましょう。
習得には学習が必要
プログラミングを習得するには学習が必要です。一般的に、「1000時間の学習が必要」と言われています。
下記記事でも、1000時間の必要性について述べられています。
未経験からプログラミングの学習を開始した場合、学ぶ言語や個人の能力によって変わってくるものの、基礎の理解に300時間、実務レベルを習得するまでに1,000時間以上必要といわれています。
特に、現場で通用するエンジニアになるには、1000時間以上勉強する必要があります。
(出典:【独学は可能?】プログラミング学習時間の目安と効率的な学び方)
業界に入ってからも学習が必要ですが、入る時は、知らないといけないことがたくさんあるので、私も「1000時間必要だ」という考えには賛成です。
※ちなみに1日3時間勉強するとしたら、333日かかります。
私の場合、「寝る時間」と「ご飯を食べる時間」以外は勉強をして、約6ヶ月でWEB業界に転職しました。
※理解が早い方ではなく、比較的時間がかかりました。
引きこもりがちになる
PCを使って仕事をするので、1日の大半がデスクでの作業になります。結果、家に引きこもりがちになります。
意識して体を動かさないと、運動不足になるので注意が必要です。
時間に関係なく仕事ができてしまう
デメリットであり、メリットでもありますが、PCを開けば早朝でも夜中でも、仕事ができてしまいます。
やりすぎるとメンタルにも負荷がかかるので、「時間で区切る」など工夫しましょう。
以上がデメリットです。
デメリットを上回る7つのメリット
しかし、プログラミングを習得することには、デメリットを上回るメリットがあります。
自然が豊かでリラックスしやすい
出社不要
副業ができる
他の言語にもつぶしが効く
全てを理解せずとも、必要知識があれば仕事ができる
スキルレベルに伴って収入を上げられる
生活費が安い
東京・大阪など都会と比較すると、生活費を抑えることができます。
場所 | 家賃相場(1LDK) | 参考URL(SUUMO調べ) |
東京(新宿区) | 156,000円 | https://suumo.jp/chintai/soba/tokyo/ |
大阪(大阪市北区) | 103,000円 | https://suumo.jp/chintai/soba/osaka/ |
高知(高知市) | 55,000円 | https://suumo.jp/chintai/soba/kochi/ |
沖縄(宮古島市) | 49,000円 | https://suumo.jp/chintai/soba/okinawa/ |
※移住先候補として、自然豊かな場所を挙げました。
高知・沖縄と比較すると、大阪は約2倍、東京は3倍違います。
自然が豊かでリラックスしやすい
田舎にいる時は気が付きにくいですが、都会に出ると、いかに自然豊かな環境にいたのかに気付かされます。
人が多く、周囲がビルだらけの環境で仕事をするのも良いですが、自然が多く、少し移動すれば海・川・山がある環境で仕事ができるのは、田舎ならではの最大の特権です。
空気が良く、心理的にもリラックスしやすいです。
出社不要
フルリモートの働き方であれば、出社する必要がありません。PCを開いた場所が職場になります。
通勤に1日往復2時間かけている人は、月40時間を別のことに使えるようになります(※20日/月 勤務の場合)。
副業ができる
プログラミングは副業がしやすいです。
クラウドソーシングサービス・SNSを使って、「取引先とのコミュニケーション」「仕事の受注」「納品」「入金確認」まで、全てオンラインで完結できます。
取引先と信頼関係を構築して、仕事を継続的に受注・納品できれば、月50,000円の副業収入を得ることは、そこまで難しいことではありません。
他の言語にもつぶしがきく
プログラミング言語を一つ学ぶと、他言語にも応用することができます。
「繰り返し」「条件分岐」「関数」などは、プログラミング共通の考え方で、「得意なこと」や「コードの書き方」は異なりますが、認識は同じなのでつぶしがきくようになります。
例):Ruby → PHPを勉強するなど
最初は、いわゆる「1000時間学習」が必要ですが、一つの言語知識があれば上記の理由から、習得時間を大幅に下げることが可能です。
全てを理解せずとも、必要知識があれば仕事ができる
プログラミングの仕事をするのに、最初から全てを理解する必要はありません。
実務に必要な知識さえあれば、業務を進めることができます。
仕事をしながら理解していくイメージです。
※実務に必要な知識を得るのに、「1000時間」が必要。
スキルレベルに伴って収入を上げられる
学習することは、最初は面白くないかもしれません。
しかし、プログラミングの概念を理解し、コードが書けるようになると次第に楽しくなってきます。
書き方は、人(考え方)の数だけありますので、探究心がある人は「より短い書き方」「他人が見ても理解しやすい書き方」を追求します。
またバージョンアップなど、プログラミング言語そのものも日々進化していきますので、それに合わせてスキルアップをし、「昇給」「転職」「副業」などで収入を上げていくことが可能です。
以上が、田舎暮らしでプログラミングを学ぶメリットです。
住む場所に関係なく、仕事ができるプログラミングは田舎で暮らしている方こそ、学ぶメリットがあるものだと思います。
「勉強してみようかな」と思ったら、ぜひ、以下の「おすすめのプログラミングスクール」を参考にしてください。
おすすめのプログラミングスクール
田舎暮らしでも学習可能なスクールをご紹介します。
これまでは、どこかの場所に集まって学習するスタイルでした。
しかし、コロナ禍以降は、急速にオンラインミーティングツールが普及し、住む場所関係なくプログラミングを学習できる環境が整っています。
おすすめするスクールは、下記の通り。
- 侍テラコヤ(SAMURAI TERAKOYA)|【お試し】
- TechAcademy(テックアカデミー)|【副業】
- RUNTEQ(ランテック) |【就・転職】(※最初は東京勤務、後にUターン)
選定理由としては、以下です(3つ全てのスクール共通)。
オンライン完結型(移動不要)
受講費とサポート内容が妥当
学校・仕事を辞めずに受講できる
※「自分が未経験から受講するなら、ここ」という独断で選んでいます。
サービス内容 | 侍テラコヤ | TechAcademy | RUNTEQ |
オンラインミーティング | ○ | ○ | ○ |
現役エンジニアが講師 | ○ | ○ | ○ |
副業・転職サポート | × | ○ (副業) |
○ (転職) |
無料相談 | ○ | ○ | ○ |
料金 | 2,980円〜 | 163,900円〜 | 437,800円 |
利用目的 | お試し学習 | 副業 | 転職 |
侍テラコヤ(SAMURAI TERAKOYA)
侍テラコヤ(SAMURAI TERAKOYA)受講のメリット
オンラインミーティングで質問ができる(月1回〜・60分/回)
入会後でも言語が選択可能
質問後のレスポンスが早い
基本的には、掲示板方式(文字)で質問を投稿し、で講師からの回答がつきます。
最低月1回、オンラインミーティングも可能。文字だけでは伝わらないことを話して、やり取りできます。
さらに、プログラミングの学習だけでなく、「どんな言語を学べばいいのか」キャリアや方向性についても質問が可能です。言語は入会後に選択できます。
月額2,980円〜と低価格なので、「まずはお試し学習したい」という方におすすめ。
今なら初月50%OFFクーポンも付いてきます。
>> 侍テラコヤ(SAMURAI TERAKOYA)はこちら
TechAcademy(テックアカデミー)
TechAcademy(テックアカデミー)受講のメリット
オンラインミーティングで質問ができる(週2回・30分/回)
目標設定してくれる
副業サポートが手厚い
受講前に無料相談を3回までやってくれます。
また、受講期間中のプログラミングの質問回答は、普段はチャットですが、オンラインミーティングが週2回あります。
目標設定までしてくれるので、次回までにやることが明確になり、モチベーションが継続しやすいです。
卒業後の副業サポートに関しては、一人ではなく、チームで案件に取り組むコミュニティがあり、副業デビューのハードルを下げることができます(TechAcademy ワークス)。
「副業エンジニアとして仕事をしたい」という方におすすめ。
>> TechAcademy 無料相談・体験はこちら
RUNTEQ(ランテック)
RUNTEQ受講のメリット
技術だけでなく、考え方も学べる
質の高いポートフォリオが作成可能(※努力は必須)
就・転職サポートが手厚い
運営会社がプログラミングの受託会社なので、実務ベースのカリキュラムが組まれ、実践的な内容になっています。
また、技術はもちろんエンジニアに必要な考え方を学ぶことができます。
そして、RANTEQ卒業生はポートフォリオの質が高いことも業界では有名です。中にはアプリリリース後、数千名のユーザーが登録したものもあるそうです。
※ポートフォリオ…就職・転職に必要な作品(技術を証明するもの)
また、書類添削や面接練習など、就職・転職のサポートが特に手厚いです。
「エンジニアに転職する」と腹を決めている方におすすめ。
>> RUNTEQ 無料相談はこちら】※ただし、RUNTEQで学ぶ言語(Ruby)は、最初は東京で働く必要があります(求人集中のため)。2〜3年経験後に、リモート勤務でUターンがベスト。
※再掲
サービス内容 | 侍テラコヤ | TechAcademy | RUNTEQ |
オンラインミーティング | ○ | ○ | ○ |
現役エンジニアが講師 | ○ | ○ | ○ |
副業・転職サポート | × | ○ (副業) |
○ (転職) |
無料相談 | ○ | ○ | ○ |
料金 | 2,980円〜 | 163,900円〜 | 437,800円 |
利用目的 | お試し学習 | 副業 | 転職 |
まとめ
「田舎暮らしでプログラミングを学ぶ意義」について、以下のことをお伝えしました。
1週間、田舎で仕事してみた【感想】
田舎暮らしでプログラミング習得の5つのデメリット
デメリットを上回る7つのメリット
おすすめのプログラミングスクール
都会・田舎暮らしなど住む場所に問わず、仕事ができるのはエンジニア最大のメリットです。
スクールに行っても、100%副業・転職ができるわけではありませんが、教育ノウハウが豊富なので、プロへの最短コースになるのは間違いありません。
プログラミングスクールの選び方については、下記記事もご参考ください。
それでは。