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上記のような疑問を持った方向けの記事です。
これからDockerについて勉強される方、業務で使用していてコマンドの意味を知りたい方に役立てていただければ幸いです。
Docker コンテナの基本操作
Dockerのコンテナの基本操作は以下の通りです。
- 作成(起動)する
- 動作状況を確認する
- 停止する
- 削除する
この3パターンです。それぞれについて見ていきましょう。
①コンテナを作成(起動)する
基本はターミナル(Windowsの方はコマンドプロンプト)で操作します。Dockerがインストールされていることを前提として、以下のコマンドを叩いてみましょう。
※サーバーのソフトウェアはapacheを使用
docker run --name apache000 -d httpd
これでコンテナが作成(起動)されます。(簡単でしょ?)
②コンテナの動作状況を確認する
実際に動作しているかを確認してみましょう。
docker ps
先ほどのrunコマンドが実行されていれば、以下のような表示がされるはずです。
(ID等は都度生成なので、全く同じではありません)
CONTAINER ID IMAGE COMMAND CREATED STATUS PORTS NAMES
771356b4ae21 httpd "httpd-foreground" 7 minutes ago Up 7 minutes 80/tcp apache000
簡単に解説すると、以下です。
- コンテナのIDは771356b4ae21(CONTAIONER ID)
- 作成のベースになったイメージはhttpd(IMAGE)
- 不明・・・(COMMAND)
- 7分前から動作している(STATUS)
- 割り当てられたポート番号は80(PORTS)
- コンテナの名前はapache000(NAMES)
③コンテナを停止する
使用し終えたら、次はコンテナを停止します。
この後コンテナを「削除」するのですが、「停止」を飛ばすと「削除」できないので注意です。
docker stop apache000
停止に成功すると、停止したコンテナ名が表示されます。
apache000
念の為、もう一度動作状況を確認してみます。
docker ps
停止されていれば、項目以外は表示されなくなります。(これでOK!)
CONTAINER ID IMAGE COMMAND CREATED STATUS PORTS NAMES
※より詳細なDocker コンテナの動作状況は -a をつける
停止していれば、上記のように項目名だけの表示ですが、docker ps コマンドはオプションをつけることで、より詳細なコンテナの動作状況を確認することができます。
docker ps -a
CONTAINER ID IMAGE COMMAND CREATED STATUS PORTS NAMES
771356b4ae21 httpd "httpd-foreground" 36 minutes ago Exited (0) 7 minutes ago apache000
STATUSが Exited になっていることが分かります。
(Exited = コンテナは存在するが停止状態)
このように、より詳細なコンテナ状況が知りたい場合は -a をつけてください。
④コンテナを削除する
最後にDocker コンテナを削除します。
docker rm apache000
指定したコンテナ名が表示されたら、削除完了です。
apache000
以上が、Dockerコンテナの基本操作です。
まとめ
本記事では、「Dockerコンテナの基本操作(作成・停止・削除する)」について以下のことを解説しました。
- コンテナを作成(起動)する
- コンテナの動作状況を確認する
- コンテナを停止する
- コンテナを削除する
これら基本動作をベースに、ぜひ理解を深めていってください。