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【体験談】フロントエンドエンジニアの転職活動の進め方

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生徒さん
生徒さん
フロントエンドエンジニアの転職活動ってどうやって進めたらいいのかな?

上記のような疑問を持った方への回答記事です。

 

今回フロントエンドドンジニアとしてキャリアアップしようと約8ヶ月間転職活動をし、2社から内定をいただくことができました(提示いただいた収入は、いずれも現職よりも良かったです)。

※活動結果については下記記事もご参考ください。

【体験談】フロントエンドエンジニアの転職活動結果とやっておけばよかったこと 本記事は、上記のような疑問を持った方向けのものです。 私は「コーダー(WEB制作)」として事業会社に在籍しています...

 

では、実際転職活動を始めようとした時、具体的に何から進めれば良いのでしょうか?

本記事では、「『転職活動を始めよう!』と思ったらまず始めること」〜「内定が出た後にすること」まで体験ベースに手順を解説していきます。

転職活動時に迷った時の参考になれば幸いです。

 

①応募書類を準備する

履歴書

まずは、これまでの経歴をまとめましょう。履歴書を準備します。写真も転職用の証明写真を撮影してくれる写真館などで用意したおいた方が、良いでしょう(印象良く見えるため)。

職務経歴書

対応した業務の棚卸しをします。

何を工夫して、どう捉えたかを書き出し、職務経歴書に記載しましょう。フォーマットは調べるとダウンロードできるサイトなどがあります。

まとめるのが難しい場合は、転職エージェントに登録すると、履歴書・職務経歴書の添削サービスがあるので、そちらを利用すると良いです。

 

②オファー機能がある転職サイトに登録する

例えば、Greenなどです。

事前に履歴書・職務経歴書を登録しておけば、それを読んだ企業の採用担当者から「まずはカジュアル面談しませんか?」とオファーをもらえる機能があります。

カジュアル面談はオンライン上で完結し、正式な面接試験ではないので、企業のことも知れますし、自分のことも知ってもらえるチャンスがあります。

また、オファーからカジュアル面談を受け、選考に進むと、書類選考をスキップしてくれる企業もあります。そのため一次面接までスムーズに進むのでオススメです。

一方、中には書類を読んでいないオファーが来るケースもあるので、魅力ある求人内容でなければスルーでOKです。

Greenのメッセージ機能(オファーメッセージ)

 

 

③転職エージェントに登録する

2〜3社ほど転職エージェントに登録しましょう。1社だけだと比較できないですし、4社も5社も登録すると対応が大変なので、2〜3社がオススメ。

登録する目的としては以下の通りです。

  • 求人を紹介してもらう
  • 面接対策をする(面接対策セミナーに参加・模擬面接に申し込む)
  • 過去の面接データを知る(どんなことを聞かれたか?など)
おすすめの転職エージェント

リクルートエージェント
doda

※エージェントによっては、動いてくれない担当者もいるので、そのエージェント経由では転職活動はしなくてOK(見込みがないと思われているのだと思いますが、ビジネスなので仕方なし)。

企業側からすると、エージェント経由で転職が決まると、膨大な採用フィーが発生することも理解しておくと良いです。

また、求人がなくなってくると、興味のない求人に寄せようとする担当者もいるので、そうなった場合は、希望を再度伝えるか、それでも続く場合は担当者を変えたり、そのエージェントを使わないようにするのも一つの手です。

(WEB系に行きたいのに、やたら業務系を薦めるようになってくるなど)

エージェントに登録する目的を明確にし、自身の意向がブレなければ問題なしです。

 

 

④求人に応募する

転職サイトやエージェントから紹介を受けた求人に応募していきます。

 

⑤面接対策シートを添削してもらう

転職エージェントの担当者に面接対策シートを添削してもらいましょう。

※面接対策シートについてはこちらの記事(質問に対する回答を準備する(面接対策シート))を参考ください。

【体験談】フロントエンドエンジニアの転職活動結果とやっておけばよかったこと 本記事は、上記のような疑問を持った方向けのものです。 私は「コーダー(WEB制作)」として事業会社に在籍しています...

 

タイミングとしては、できるだけ早い段階でお願いすると良いです。自分も担当者も「転職したい(させたい)」熱が熱いうちにお願いすることで、質の高いフィードバックや、自身のモチベーション維持につながります。

 

⑥自分でできる面接対策をする

具体的には、面接対策シートの回答を答えられるようにします。

ポイントは「声に出すこと」です。実際の面接を想定して答えられるようにします。

また、面接対策シートは、面接を受ける過程で想定していなかった質問も来るはずなので、その際は質問例を追加していくと良いです(面接を受ける度に回答精度を上げていくことができる)。

※もちろん、転職エージェントの模擬面接を受けてもOK。

 

⑦面接試験を受ける

面接は、受ける前に「この企業いいな」と思って応募しても、面接官によって受け取り方が異なります(当たり前ですが・・・)。

違う企業で同じことを話しても反応に個性が出るので、あまり気にしなくてOKです。捉え方の違いなので、面接官との相性も関係してきます。

「求人がいいな」と思っても、面接官が「イマイチ」だったら(失礼な表現ですが)、その人と今後一緒に働くことになるので、「合わない企業」として捉えてOKだと思います。特に現場担当者との面接時に「イマイチだな」と思った場合は、(本当にその企業が良いのか)よく考える必要があります。

 

⑧振り返る

面接が終わったら、「何を聞かれたか」「どう答えたか」をメモアプリ等にメモします。余裕があれば、面接官のお名前と役職もメモしておくと良いです。

次の面接時の話題に使えるのと、何を喋ったかを記録することで整合性を取ります。「今回話したこと」と「次回話すこと」が違うと、一貫性がない印象を与えてしまうので注意しましょう。

また、自分としては「面接がうまくいった」と思っても、不採用になる可能性もあるので、「面接のデキ」に関してはあまり気にしなくてOKです。

応募時は「これ以上の企業はない」と思っても、後から転職サイト等で「いい」企業からオファーが来ることもあるので、やはり気にしないことです。

ただし、書類はより良いものにアップデートします。

※「何が原因だったんだろう」と振り返って次に活かすことは大事ですが、自己卑下せず、選考に落ちたとしても「見る目がないなぁ」くらいに思っておいた方がメンタル的に良いです。流して淡々と次に進めば良いです。

そして、面接対策シートになかった質問は追記することも忘れずに。別企業の面接時に同じ質問が来た場合は、答えられるようしっかり準備しましょう。

 

⑨「面接 → 振り返り」(⑦⑧)のサイクルを繰り返す

面接を受けた後は、振り返って「対策」をアップデートします。このサイクルを繰り返すと回答精度が上がり、次第に選考通過率が上がっていきます。

一次面接までしかいかなかったところが、最終面接まで通過するようになり、同時に面接に対する心理的なハードルも下がり、その後内定に至ります。不明点があったら、エージェントの担当者に相談、確認します。

 

⑩内定が出たら、口コミサイトで企業について調べる

内定が出たら、口コミサイトでその企業について調べると良いです。社内の文化や給与・昇給事情などを知ることができます。

事前に調べるのもアリですが、こちらに内定受諾するか否かの選択権がある状態で調べる方が、「本当に入社して良い会社か」調査するのに時間の無駄をなくすことができます。

予め調べて、選考過程で落ちた場合、調べた時間を無駄にしてしまうので。

※ただし、働き方改革が進み、口コミ記入時点よりも変化していることもあるので「いつ書かれた情報」なのか記載日をチェックしましょう。

 

【補足】うまくいかなくても焦らない

うまくいかなかった要因などを振り返り、改善を繰り返して次回の応募に臨めばOKです。うまくいかなくても焦らない。焦ると判断がブレるので、淡々と改善→実行のサイクルを繰り返します。

ある転職エージェントによると、書類選考通過は10社中2社、内定は30社応募して2社程度とのことなので、うまくいかないのは自分だけではないことを理解しましょう。市場のニーズを探りながら、改善と実行を繰り返していけば、必ず内定につながります。

 

まとめ

本記事では、「【体験談】フロントエンドエンジニアの転職活動の進め方」について以下のことをお伝えしました。

①応募書類を準備する
②オファー機能がある転職サイトに登録する
③転職エージェントに登録する
④求人に応募する
⑤面接対策シートを添削してもらう
⑥自分でできる面接対策をする
⑦面接試験を受ける
⑧振り返る
⑨「面接 → 振り返り」(⑦⑧)のサイクルを繰り返す
⑩内定が出たら、口コミサイトで企業について調べる
【補足】うまくいかなくても焦らない

転職市場の動向は、常に変化するものだと思いますが、進め方としては以上のことを実践すれば内定率を上げられるはずです。参考にしてみてください。

 

「実際に転職活動した感想」と、「やっておけばよかったこと」を体験ベースにまとめた記事はこちらです。良ければ見てみてください。

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ABOUT ME
ゆう
エンジニア歴7年。 大学卒業後、フィールドエンジニア職に就くが「手に職をつけたい」と思い、未経験からWEBデザイナーに転職。 その後、「WEB制作会社」「上場企業のECサイト運用」を経て、現在は「自社開発企業」のフロントエンドエンジニアとして仕事をしています。