プログラミングの転職

【体験談】フロントエンドエンジニアの転職活動結果とやっておけばよかったこと

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

生徒さん
生徒さん
これからフロントエンドエンジニアの転職活動をしようと思うんだけど、事前にやっておくべきことって何だろう?

本記事は、上記のような疑問を持った方向けのものです。

 

私は「コーダー(WEB制作)」として事業会社に在籍していますが、「WEBアプリ開発のフロントエンドエンジニアとしてキャリアアップを図りたい」と思い、今回の転職活動を開始しました。

結果的には開発業務とコーダー業務を兼ねることになりますが、事業会社から内定をいただくことができました。

そこで、本記事では、「内定までにやっておくべきこと」〜「転職活動の手順」まで体験談を含めて記載していきたいと思います。フロントエンドエンジニアに転職を考えている方の参考になれば幸いです。

 

スペック(保有スキルと経験等)

30代後半
コーダー歴6年(WEBデザイナー・制作会社・ECサイト運用含む)
HTML・CSS・SCSSはこなせる
JavaScript・WordPressも調べれば大体こなせる
Vue.jsの実装経験あり

WEB制作の仕事はこなせており、ここからVue.jsなどのJavaScriptフレームワークを使った業務で、さらに市場価値を上げていきたいと考えています。

 

転職活動の結果

まず、結果としては、下記の通りです。

期間 2022年4月〜12月
応募社数 34社
書類選考 通過数 8社
内定数 2社
書類選考 通過率 23.5%
内定率 5%

書類選考通過の内訳には、企業からのオファーによる選考スキップも含みます。この辺りは後述します。

 

転職活動でやってよかったこと

ここでは転職活動を振り返って、やってよかったことをまとめます。

 

市場のニーズを探る

自分のやりたいこと」と「市場のニーズ」がマッチしているかを応募しながら探っていきます。やり方としては、希望の職種に応募し、書類選考・面接結果を見て市場のニーズを判断できます。

一致してくると、書類選考率や面接通過率が上がって、活動初期は書類選考が通過しなかったものが、1次面接まで通過するようになり、次第に最終面接まで辿り着けるようになります。

 

転職の軸を持っておく

エンジニア職にはWEB系、業務系などがあります。

転職エージェントに登録し、希望求人数が少ないと、希望に沿わない仕事の紹介も受けます。やりたくない仕事の求人はスルーでOK

そのためには、転職の希望の優先順位(収入アップ・職種変更・リモート勤務可など)は何なのかを明確にしておくと良いです。

 

オファー機能がある転職サイトに登録する

予め履歴書・職務経歴書を登録しておくことで、SNSの「いいね」機能のように、企業からオファーをもらえる転職サイトが複数あります。

登録〜内定までお金はかからないので、登録しておくと良いです。こちらが検索しても見つからないような企業からオファーが来ることが多いです。

今回登録した転職サイト

Green

また、オファーからカジュアル面談に進み、そのまま選考を受けたいと思ったら、書類選考はほとんどの企業がスキップしてくれました(事前に書類を見てオファーをくれるワケなので)。

ただし、オファーメッセージで明らかに「書類を見ていないな」というものもあるので、こちらもスルーしてOKです。

実際に来た、ある企業からのオファーメッセージ

 

プロに相談できる体制を作る

転職活動は孤独な作業なので、途中で挫折しないよう、プロに相談できる体制を作っておくと良いです。具体的には転職エージェントに登録することです。

1社だけでなく、2〜3社登録しておくと良いでしょう。転職エージェントは担当者との相性が大切だと思います。

今回登録した転職エージェント

リクルートエージェント
doda

「この人は転職できそうだな」だと思われると、頻繁に連絡が来ます。逆だと音沙汰がなくなります(ある意味分かりやすいです)。

「推薦した企業に転職が決まる」とフィーが入るビジネスモデルなので、当然と言えば当然です。

履歴書・職務経歴書の添削サービス」や「過去の面接ではどんなことを聞かれたかなどのデータもある」ので、やはり登録しておくと良いでしょう。

 

質問に対する回答を準備する(面接対策シート)

面接で聞かれることは、ほとんど同じです。「自己紹介」「転職のきっかけ(なぜ転職しようと思ったか?)」「志望動機」などです。

企業によっては、それまでの話しの流れからの質問もあります(「人間関係で悩んだらどうしますか?」「ストレスを感じる時はどんな時ですか?」など)。

ですが、質問に対する回答を予め準備しておけば、次第に迷わず答えられるようになります

また、転職エージェントの中には、「想定質問集」が冊子としてまとめられているところもあります。それらを参考に、自分なりの回答集をドキュメント(WordやGoogleドキュメントなど)にまとめておくと良いです。

作成に時間はかかりますが、面接の度に聞かれたことを追加していくことで、都度ブラッシュアップし、面接の精度を上げていくことができます

面接対策ドキュメント。面接時に聞かれた質問を追加して、回答精度を上げていく

 

以上が「やってよかったこと」です。

 

活動開始前にやっておけばよかったこと

ここからは、活動前に普段からおけばよかったことをお伝えします。

 

職務経歴書のアップデート

「担当業務内容」や「身につけたスキル」など、職務経歴書に必要な項目を、普段(転職を考える前)からまとめておけば、記憶に頼らず、質の高いアウトプットができたと後悔しています。

新しく関わったプロジェクトは、終了後すぐに、「記憶」ではなく「事実」ベースで更新していくと良いでしょう。抜け漏れがなくなります。

 

ポートフォリオのアップデート

ポートフォリオも同様です。関わったプロジェクトの「サイトURL」と「スクリーンショット」「使用言語」や「説明」などもリリース(納品)後に追加しておくと良いです。

今回、内定企業から「ポートフォリオでスキル感が把握できた」と前向きなフィードバックをいただくことがあり、その重要さを感じました。

※ポートフォリオは普段から更新しておくと良い

 

 

まとめ

本記事では、「【体験談】フロントエンドエンジニアの転職活動結果とやっておけばよかったこと」と題して、以下のことをお伝えしました。

転職活動の結果
転職活動でやってよかったこと
活動開始前にやっておけばよかったこと

転職活動は、「事前にできること」と「活動しながらできること」があります。動きながら考え、考えながら動くと良いでしょう。

 

なお、フロントエンドエンジニアの転職活動の進め方は下記記事をご参考ください。体験ベースに記事を書いています。

【体験談】フロントエンドエンジニアの転職活動の進め方 上記のような疑問を持った方への回答記事です。 今回フロントエンドドンジニアとしてキャリアアップしようと約8ヶ月間転...
ABOUT ME
ゆう
エンジニア歴7年。 大学卒業後、フィールドエンジニア職に就くが「手に職をつけたい」と思い、未経験からWEBデザイナーに転職。 その後、「WEB制作会社」「上場企業のECサイト運用」を経て、現在は「自社開発企業」のフロントエンドエンジニアとして仕事をしています。