記事内に商品プロモーションを含む場合があります
気をつけるべきことは何?
スクールのメリット、デメリットは?
数多くあるプログラミングスクール。初めての方にとってはどれを選べば良いのか、検討がつきにくいと思います。
昨今のコロナの影響もあり、在宅ワークができる仕事の一つとして話題に上がることも増えました。では、何を基準に絞っていけば良いのでしょうか?
そこで本記事では、初めての方がプログラミングスクールを選ぶのに必要な見方とおすすめのスクールをお伝えしていきます。
- エンジニア歴7年
- WEBデザインスクール → WEB業界に転職(2016年〜)
- 30代からエンジニア(フロントエンド)
- 自社開発企業、フルリモート勤務
- WEB制作メンター経験あり
受講したスクールと転職活動
私自身もスクール卒です。WEBデザインスクールを卒業して、エンジニアになりました。
初めは独学で学習していたのですが、業界については全く知らなかったため、「業界知識も必要だろう」と思い、スクールを受講しました。
そこではフリーランスのWEBデザイナーさん(当時、業界歴6年くらい)が、デザインとコーディング(HTML・CSS・jQuery)を教えてくれました。
価格は118,000円。
そこで作ったポートフォリオ(4つほどのサイトページ)を持って、企業面接を受けに行き、結果としては、3社から内定をもらい、WEB制作会社に入社を決めました。
2016年からWEB業界に入っています。
現在は自社開発企業で、フルリモートのフロントエンドエンジニアとして働いています。
スクールにあって良かった点7つ
結果論ですが、スクールに通う際、あって良かったサービスをお伝えしようと思います。
通学体制があった
自社で作った教材があった
講師が現役で活動しているWEBデザイナーだった
制作物に対してのフィードバックをもらえた
参加しやすい価格だった
受講前に相談にのってくれた
それぞれについて解説します。
2日間のお試しスクールがあった
さすがに、約12万円をポンと出す勇気はなかったので、下記2点を目的に参加しました。
デザインを学ぶこと
価格は18,000円でした。
自社で作った教材があった
動画で受講できる教材があったので、受講日以外はそれで勉強ができました(平日:動画で学習・土曜日:不明点を質問)。
実務に必要な内容がまとめられているので、それを学習して経験者とのギャップを埋めていきました。
スクールは「2ヶ月間」で「毎週土曜日」に講座がだった。
通学体制があった
当時はオンライン型のスクールはなく、通学が当たり前でした。
受講生同士の交流があり、刺激になりました。
また、「動画教材の講師」が「スクールで教えている先生」だったので、予め不明点をまとめておき、直接聞いて解決できるのが良かったです。
「動画の○○が分からなかったのですが」などのように。
講師が現役で活動しているWEBデザイナーだった
現役で活動しているかはとても重要です。なぜなら、実務の現場で何が求められるかを経験上、理解しているからです。
また、人柄的にも疑問点を聞きやすい方でした。
聞いても嫌な顔一つせず、質問に答えてくれました。聞きやすい人柄かどうかも大切なポイントです。
制作物に対してのフィードバックをもらえた
初心者の段階では、「何が良くて何が悪いか」の判断軸がないため、自分一人ではどこを改善したら良いかがわかりません。
それを講師に直接聞いてフィードバックをもらえたのは大きかったです。
経験者からの意見で、少しづつクオリティが高くなっていきます。
参加しやすい価格だった
冒頭にも書きましたが、価格は118,000円でした。決して安くはないですが、万が一失敗しても許容できる金額でした。
他のスクールを見ると300,000〜500,000円くらいでした。
受講前に相談にのってくれた
スクールを卒業して転職できるか不安だったこともあり、事前に運営元にメールで確認しました(結局は自分次第なのですが。。)。
受講前の疑問に、真摯に答えてくれる姿勢は安心感があります。
スクールの悪かった点
価格とサービス内容に満足していたので、正直なところほぼないですが、しいて挙げるとするなら以下です。
講師が一人体制だった
受講生が30人くらいに対して、講師が1人だったので、質問があると全体の進行が止まってしまうことがありました。
ただし、受講生同士で教えあう場面も多かったので、ストレスなく進みましたが、これ以上人数が増えるなら、もう1人サポート講師をつけた方が良いと思いました。
とはいえ、これは価格を抑えているため仕方ないのかなと思います。もっと手厚いサポートが必要なら、最初からより価格の高いスクールを選んだ方が良かったかもしれません。
また、読者さんの中には、週1ではなく、「週2、3日くらい通学したい」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、プログラミングは、自己学習によるインプット時間も必要なため、私にはちょうど良い間隔でした。
スクールのデメリット
これだけでは、悪い点が少ないのでスクールのデメリットも挙げておきます。
自分に合うスクールの見極めが難しい
就職・転職できるかは本人の頑張り次第
受講費がかかる
教えてくれる講師がいるので、当然お金がかかります。価格もスクールによって、全然違います。
しかし逆を言えば、実務をこなすのに「最短で身につけるべき内容」がカリキュラムとして組まれているはずなので、独学よりも時間の短縮につながります。
時間を取るか、お金を取るかとも言えます。
さらに、就職に成功すれば、給与で回収することができるでしょう。
働く環境も、リモートワーク可能な職種なので、在宅ワーク希望の方は、将来得られるメリットを含めて考える価値はありそうです。
自分に合うスクールの見極めが難しい
先述の通り、スクールによって価格が全然違います。
オンラインレッスンがある
などのサービスの有無や、その回数が違うからです。
また関わっている講師の人数によっても異なるでしょう。
就職・転職ができるかは本人の頑張り次第
いくら勉強したとしても、それだけで企業は評価してくれません。
成果物(ポートフォリオ)を残して、それを面接でプレゼンする力が必要です。 「エンジニアスキル」とは別に、「転職スキル」も必要になってきます。
転職保証があるスクールもありますが、スクールと受け入れ先企業が提携しており、転職者が選べる企業が少ないのが現状だと思います。
条件を満たしていないと、保証対象にならないこともあるようで、事前確認は必須でしょう。
そもそも指定企業が「本当に自分に合っているか」を視点に判断した方が良さそうです。
企業文化、目指す方向、固定残業時間、働く環境(リモートワークの可否)、使用言語、などが自身が描いているキャリアプランと合っているかを確認する必要があるでしょう。
デメリットにどう対処する?
ただし、これらは一つひとつ考えて行動していけば解決可能です。
転職スキルの身につけ方
「転職スキル」は転職エージェントに登録してフィードバックをもらう。 「自分に合う企業の見つけ方」については、口コミサービス等を使って調べるなどです。
実務経験がないことの対策
そして、実務経験が不足していることも不採用理由の一つにありますが、ポートフォリオさえあれば選考してくれる企業もあります。
つまり、未経験OK。エンジニアの求人を見ていると、たまにあるのです。
また、経済的事情が許すなら、アルバイトや派遣社員を経て、正社員として転職する方法も一つです(実務経験としてカウント可)。
私も一時期、派遣社員のエンジニアとして働いていたことがあります。
無料相談で確かめるのがオススメ
ここまで解説した内容を参考に、自分なりの判断軸を持って、まず無料相談を受けることをおすすめします。
無料相談を受けて、担当者の対応や、スクールの内容に「違うな」と思ったら契約しなければ良い話しなので。
しかし「ここだ」と思い、支払い能力に問題がなければ、前向きに受講を検討してみてください。
まとめ
「プログラミングスクールの選び方について」以下のことをお伝えしました。
スクールにあって良かった点7つ
スクールの悪かった点
スクールのデメリット
デメリットにどう対処する?
無料相談で確かめるのがオススメ
これらの視点を参考に、スクール受講も検討してみてください。