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「プログラミングの副業が稼げる」って聞いたけど本当なの?
上記のような方向けの解決記事です。
結論から言うと、稼げます。ただし、学習や副業を継続できる仕組みが必要です。ポイントはいかに質問できる体制を作るかということ。
本記事では、経験を踏まえ、プログラミングの副業で月5万円を稼ぐ方法を、分かりやすく解説していきます。
- エンジニア歴7年
- WEBデザインスクール → WEB業界に転職(2016年〜)
- 30代からエンジニア(フロントエンド)
- 自社開発企業、フルリモート勤務
- WEB制作メンター経験あり
プログラミングの副業人口
プログラミングスクール デイトラの調査によると、副業経験のある人(1013人)の、約4分の1がプログラミングで副業を経験しているようです。
副業する理由としては、「収入」に関することが9割。
そこで、「副業をしている理由を教えてください(上位3つ迄)」と質問したところ、『収入をさらに増やしたいから(51.2%)』と回答した方が最も多く、次いで『収入に不安を感じているから(37.6%)』『スキルを身に付けたいから(16.6%)』『趣味の延長として(14.3%)』『旅行や趣味の資金調達のため(13.6%)』『収入減により生活が苦しいから(13.2%)』『老後資金に不安があるから(11.1%)』『時間的・体力的余裕があるから(9.9%)』と続きました。
つまり、副業をしている人は、本業以外での収入プラスアルファで「お小遣い稼ぎをしたい」と思っている人が大半のようです。
私もプログラミングでの副業経験がありますが、「お小遣い稼ぎ」「実装経験を積みたい」という2つの理由が大きかったです。
プログラミングの副業が「稼げない」と言われる4つの理由
Twitter上で、「プログラミングの副業は稼げない」という声がありますが、その理由について、現役エンジニアなりに考えた結論をお伝えします。
ブームが過ぎているから
プログラミングブームは、新型コロナウィルスが流行し始めた、2020年がピークでした。
背景としては、家で仕事ができることが大きな理由です。外出できず、自宅待機になる方も多かったです。
また、当時はTwitterを見ると #駆け出しエンジニアとつながりたい #プログラミング初心者 のハッシュタグで、日常の学習を発信するアカウントがたくさんありました。
しかし数年経った現在、以前のような盛り上がりはなく、ブームが過ぎてしまいました。この現状が「プログラミングの副業は稼げない」と言われる理由の一つでしょう。
挫折率が高いから
いざ学習を始めたものの思ったよりも理解できず、挫折していく人が多いです。プログラミングは挫折率90%と言われています。
弊社がプログラミング学習経験を持つ298名の方を対象に行ったアンケート結果によると、プログラミング学習時に「つまずいた経験がある・挫折したことがある」と回答したのは全体の87.5%に及びました。
つまりプログラミング学習を行っている10人のうち、9人は挫折を経験してしまうということですね。
副業可能なレベルになるには、学習の継続が必要ですが、挫折してしまう人が多い現状から「稼げない」と判断されています。
参入障壁が低く、誰でもできるから
一方で、逆の意見もあります。
HTML・CSS(マークアップ言語)であれば、JavaScript・PHP等のプログラミング言語よりも難易度が低いため、正しく継続すれば「必ず」できるようになります。
※3〜4ヶ月ほど学習 → 案件をこなす → 教われる環境下で理解していく → 案件をこなす
上記流れに乗れれば、経験上、1年位で自立して実装できるような難易度です。
このような背景から「参入障壁が低く、誰でもできるため」という理由が考えられます。
初心者に依頼するメリットがないから
発注側からしたら、初心者の方にお願いするメリットは、正直あまりありません。「価格を安く発注できる」くらいです。
しかし、安価だとクオリティが担保されるわけではないので、しっかりした発注者であるほど、初心者の方に依頼したいと思わない傾向があるように思います。
プログラミングの副業が稼げる5つの理由
一方で、実際に副業に取り組んでみたところ、言われているほど「稼げない現状ではない」と感じました。
私は本業でもプログラミングをしている背景が大きいかもしれませんが、「本気でやりたい気持ち」と「コネクション(メンターや人とのつながり)」次第でカバーできます。
以下は、取り組んだり調べたりして結論付けた、プログラミングの副業が稼げる理由です。
人からの紹介で依頼が来る
クラウドソーシングで定期的な提案が来る
SNS経由で受注できる
慣れてくると、作業効率・単価を上げられる
案件紹介サポートが充実したスクールがあるから
プログラミングスクールを調べていると、卒業後、テストに合格すれば100%副業案件を紹介しているところがあります。
※以下、テックアカデミーの解説部分に記載。
自身がスクールで学習していた時にはなかったサービスなので、正直うらやましいです(笑)
スクールの卒業後に案件が受注できないケースがないよう、駆け出しの強力なバックアップ体制があります。
このサポートを活用し、プログラミング副業でお金を稼ぐ状態に持っていくことが可能です。
人からの紹介で依頼が来るから
所属しているコミュニティから依頼が来ることがあります。
真っ当なコミュニティであれば、主宰者は「お金を払って参加してくれている人に、経験を積んでほしい」「成長してほしい」と思っていますので、紹介される可能性が高まります。
(結果が出ている方が、コミュニティの集客もしやすくなります)
なので、副業を成功させるには「WEB業界のコミュニティに参加する」「仲間を増やすこと」がとても重要になってきます。
ただ、オンラインだけだと信頼関係を築きづらいので、リアルイベント等に参加して友達を作るがおすすめ。
実際、私もコミュニティ経由で案件の紹介を、数件受けたことがあります。
最初は単価が安いですが、約束した期日までにちゃんと納品し、成果物をポートフォリオに追加して、実績を基にさらに案件をこなしていくことが、副業エンジニアとしての成長に欠かせません。
※ちなみに受けた案件は、WordPress案件でトップページ、下層5ページで5万円でした。友人と2人で対応しました。
依頼者とコミュニケーションをはかり、誠実に対応すれば、また紹介してくれる可能性が高まります。また、友人を作って協力し合う関係作りができれば、さらにプラスになります。
稼げない理由で、「初心者に依頼するメリットはあまりない」とお伝えしましたが、相手が知っている人だと別です。
関係が近い人、志が似た人であれば、引き上げたい気持ちがある人もいて、案件を紹介してくれるケースがあります。
(紹介者の名誉を傷つけないよう、いっそう全力で取り組んでください)
クラウドソーシングで定期的な提案が来るから
ある程度経験・実績を積めるようになると、クラウドソーシングで定期的な提案が来ます。
ポートフォリオで実際に作ったWEBサイトなどが公開できていると、信頼度が上がります。
SNS経由で受注できるから
こちらも経験・実績がある場合に受注できる可能性が高いケースです。
実際、SNSでも数人の方とお仕事をさせていただいたことがあります。ほぼ100%の確率で継続発注いただけました。
1度仕事をすると「人となり」が分かることもあり、気に入っていただけた場合は継続的な依頼につながりやすいです。
その理由として、SNS経由での案件の受発注は、両者にメリットがあるからです。
発注者側は「依頼者を探す時間」を、受注側は「営業する時間」をなくすことができます。フォロワー数は関係なく、仕事に活かせるのでおすすめ。
慣れてくると、作業効率・単価を上げられるから
案件をこなしていくと、慣れも出てきて、作業効率が上がります。
特に、普段からコーディングしやすいようメモを残していたり、同じような実装でコードを流用していたりすると、実装〜納品までの時間は必ず短くなります(考えたり、書く時間が短縮されるので)。
結果、時間単価が自然と上がります。
また、コーディングにかかる時間も把握できるようになり、「実装に○時間かかるので」などの理由で、なぜその金額にするのか説得力を持たせられ、受注時の金額交渉に役立ちます。
以上が稼げる5つの理由です。
プログラミングの副業は、一歩目がハードルが高いですが、「納期を守る」「きちんと納品する」「連絡が来たらすぐに返す」等、信頼関係を築き、実績を積み上げるサイクルに入れば、結果「稼げる」と断言できます。
初めてプログラミングの副業をする時の注意点
「必ずメンターに聞ける環境を準備すること」です。
分からない状態で止まってしまうと、負のサイクルに入ってしまいます。
※仕事が進められなくなる→コーディングが未完成→納品できない
結果、信頼を失い、メンタル的にダメージを負って挫折してしまう可能性が高いです。初心者の方であれば、必ずメンターに聞ける環境を準備してください。
(メンターサービスを利用する・有料コミュニティに入るなど)
0からプログラミングの副業で5万円を稼ぐ流れ
具体的な流れをお伝えします。
リスクは抑え、慎重に進む方向けです(実施して上手くいったこと・今だったらこう動くという内容で)。
以下のように「学習期間」「副業期間」に分けて考えます。
【学習期間】プログラミングの学習を始める4ステップ
【副業期間】プログラミングの副業で月5万円を稼ぐ4ステップ
【学習期間】プログラミング学習を始める4ステップ
学習期間は、具体的に下記4ステップに分解します。
低価格の学習サービスに課金する
サポートが充実したプログラミングスクールを受講する
エンジニア仲間とのつながりを作る
1. 無料の学習サービスで適正を確認する
やってみて、苦にならないかを確認します。おすすめはprogate。
理解する必要はなく、「こんな感じでコードを書くんだな」程度でOK。
2. 低価格の学習サービスに課金する
負担にならない金額で、基礎を学びます。おすすめはドットインストール。
月額1,000円ほどで学習可能です。スクール受講の前にやっておくと、一歩先へ進めます。
3. サポートが充実したプログラミングスクールを受講する
金額が安いプログラミングスクールがありますが、安いのはメリットですが、アフターサポートが充実していません。
正しく継続すれば、受講費は副業収入で回収可能です。
副業案件を【必ず】紹介してくれる、 調べても分からないところは教えてくれるなど、サポートが充実したプログラミングスクールを選びましょう。
おすすめはテックアカデミー。
「テックアカデミーワークス」という卒業生コミュニティがあり、ここまでお伝えしたような副業サポートが充実しています。
「卒業生限定」なので、スクールのカリキュラムを受講しないと入れないので注意です。
4. エンジニア仲間とのつながりを作る
学習と同時並行で、WEBクリエイターのコミュニティに参加し、エンジニア仲間との繋がりを作ります。困っていたら助けたり、助けてもらえるような関係性を作っていきます。
さらに、コミュニティは質を担保するため、有料のものがおすすめです。
無料だと、いわゆるテイカー(自分だけが有利になるよう動く)など、迷惑な人も入れてしまうので、望ましくありません。
【副業開始】プログラミングの副業で月5万円を稼ぐ5ステップ
スクールでの学習が完了したら、いよいよ副業でお金を稼ぐフェーズに入ります。月5万円を想定しています。
大切なことは「戦略を持って取り組み、改善を繰り返す」です。仮説を立てて、実行し、改善し、また実行します。
副業期間の具体的なステップは、次のとおり。
実績を作る(案件受注→完成→納品)
ポートフォリオに追加する
振り返る
2〜4つ目を繰り返す
1. 駆け出しのサポートを受ける
案件紹介をしてくれるところがあるのは、具体的にはテックアカデミーワークス。
お伝えしたとおり、テックアカデミーの卒業生限定ですが、駆け出しの手厚いサポートがあります(嬉しい)。
ここで「メンターに質問できる体制」を整えましょう。
また、できればエンジニアのコミュニティにも参加し、リアルな体験を聞いたり、調べるなどして、「案件の受注〜納品の流れ」を情報収集します。
実際に副業をしている人がいるはずなので、どのように仕事を請けたり、コミュニケーションを取っているか事例・ノウハウを蓄積すると良いです。
2. 実績を作る(案件を受注→完成→納品)
準備が整ったら、仕事を受注します。
テックアカデミーワークスであれば、実力判定テストに合格すれば、1ヶ月以内に必ず案件紹介があるので、営業しても受注できない事態を避けられます。
しかし、肝心なのは受注後。最初が一番大変です。
案件の進め方や実装方法など、分からないことだらけですが、メンターの力を借りながら何とか完成させましょう。
修正が終わり、納品が完了したら、案件終了です。
3. ポートフォリオに追加する
成果物をポートフォリオに追加します。公開の可否(OK・NG)は、発注者さんによるので要確認です。
ダメな場合は、メール・DM等で個別に紹介できるよう、以下のようにURLをまとめておきます。
【制作実績】
■○○様 公式サイト https://sample1.com
■○○様 ○○販売LP https://sample2.com
また追加で下記内容もまとめておきましょう。
何を実装したか(担当フェーズ)
実装で工夫した点
どんな技術を使って、どんな特徴があるかなどまとめます。
何を実装したか(担当フェーズ)
全てコーディングしたのか、一部分だけなのか等、実際に「ここを担当しました」等の情報があると良いです。
具体的にはこんな感じ↓
まとめておくと、面談の際、ビジュアルでプレゼンできるので非常に便利です。
4. 振り返る
コーディング中や、メンターへの質問時に気付いたことを全てメモします。
特に実装中「ここが分からなかった」「こうすれば解決した」等のプロセスは、次回の対応時に役立つので、必ずメモしておくのがおすすめ。
※メモの取り方の参考記事です
次回改善できることを言語化しておき、実装に役立てましょう。
(面倒ですが・・・大事)
5. 2, 3, 4を繰り返す
2, 3, 4を繰り返します。
これらのサイクルを繰り返すことで、コーディング速度が上がるのはもちろん、対応可能な案件が増えていきます。
中でも「振り返り」が特に大事なので、意識して実践していくと良いです。
戦略を立てて実行するのがカギ
行き当たりばったりではなく、成長プロセスを事前に描いておきましょう。
そのためには、経験あるメンターの存在が欠かせません。メンターは、初心者の方がぶつかる壁を既に乗り越えています。
何日も悩んだことが、メンターに質問することですぐに解決するケースがあり得ます。
もちろん計画通りにはいきませんが、プロセスを描いておくことで副業に取り組むモチベーションが変わってきます。
ここまでお伝えした内容を参考に、自分なりに戦略を立てて動いてみてください。
まとめ
本記事では「プログラミングの副業は稼げる?稼げない?【月5万円の行程を分解してみる】」について、以下のことをお伝えしました。
プログラミングの副業が「稼げない」と言われる4つの理由
プログラミングの副業が稼げる5つの理由
初めてプログラミングの副業をする時の注意点
0からプログラミングの副業で5万円を稼ぐ流れ
戦略を立てて実行するのがカギ
ぜひ、メンターに質問できる体制を整え、プログラミングの副業に取り組んでみてください。